医師がFP取る意味あるの?マネーリテラシー向上委員会

お金のこと

こんにちは。Oden(@DInvBMP)です。

 

以前から度々FP(ファイナンシャルプランナー)の話をしております。

 

するとTwitterであるフォロワーさんから

 

医師は、なんのためにFPの勉強をするの?

 

という質問をいただきました。

 

今日はこれについて、その方へのアンサーソングとして自分なりの考えを少しお話したいと思います。

 

 

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マネーリテラシー向上が必須

ひとことで言ってしまえばこれに尽きると思います。

 

医師は他の職業に比べてマネーリテラシー(お金に対する知識が)が低い人が多いです。

 

今までの先生方(現在定年前後の方)に関しては、日本の人口も増えており景気も良くなっていっていた時期の方です。

 

なので医師免許があればある程度の年収は約束されていましたし、自分自身が健康である限り働き口に困ることはありませんでした。

 

しかしこれから私達が迎えるのはそんな時代ではありません。

こちらの記事にも書いたように医師が余る時代が来るのです。

 

そうなると医師の給与がどんどん下がっていく可能性は十分にありえますので、

今のうちからそれに備えて資産形成をしておかないといけないのです。

 

そのためにはお金に対する知識が必須です。

 

そして医師がお金に困る理由を書いていきたいと思います。

 

 

お金のことを学ぶ機会がない

医師という職業は、人の病気を治療することや予防することに特化しています。

 

まず医師になるためには医学部に入る必要があります。

日本の場合ほとんどの人は高校卒業し社会に出ることなく、そのまま大学受験をして医学部に入ります。

 

そして医学部では人体の構造や生理学など、人の体や病気に関する勉強しかしません。

 

なので世の中の経済のことや、資本主義社会の制度については全く学ぶ機会はありません

 

そしてお金に対する知識が全くないまま、医師として働き出すことになるのです。

 

これが第1の落とし穴です。

 

 

若い頃から給与が高い

医学部を出たら研修医として働き出すことになります。

 

研修医であっても当直の手当などを考えると、一般的な大卒のサラリーマンと比べると給与も高いです。

【参考資料】

2018年11月に発表された厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査」の結果によると、大学卒の初任給(6月分)の平均は、

206,700円のようです。

(手取りではなく給与なので手元に入る頃にはここからいろいろ引かれていますので注意。)

「平成 30 年賃金構造基本統計調査(初任給)」より

しかし逆にこれが悪い影響もあると思います。

 

ある程度給与が高いと言うことは節約や節制などをしなくてもある程度生きて行けてしまいます。

 

そして若い頃からある程度の給与がもらえる一方、他の職業のように年齢を重ねればどんどん給与が上がっていくということがありません。

 

専攻医ぐらいからは年収ベースで言うと1000~1200万円ぐらいもらえますが、公立病院などの場合は頑張って院長まで行ったとしても2000万円弱程度しか伸びません。

 

なので若いころからその年収にあわせた生活をしていると、結婚して家族や子供ができたときに生活レベルが落とせずにいると、どんどん苦しくなっていってしまうのです。

 

それが2つめの大きな落とし穴です。

 

 

地位財にお金がかかる

医師は一般的にお金を持っている職業と思われているかもしれませんが、普通の勤務医の場合には正直そんなに余裕はありません。

 

あとからお話しますが税制上ちょうど不利な位置にいるのです。

 

しかしマネーリテラシーがない医師の方はその事自体に気づいておらず、中流以上の生活をしようとしてしまいます

 

さらに自分自身が分かっていても、結婚相手によってはその勘違いをしており、ブランド物をたくさん欲しがったり、マンションやマイホームの購入をせがんだり、子供の教育費を必要以上にかけることを望む人もいます。

 

いわゆる本来かける必要のない「地位財」にお金をかけることになってしまうのです。

【地位財】

周囲と比較することで満足を得られる財。所得・財産・社会的地位・物的財など。

コトバンクより

 

そして医師という職業は人の生死にダイレクトに関わる仕事なので責任も重く、その分ストレスも多いです。

 

ストレス解消のためにたくさん買い物や海外旅行などに行って散財をしてしまう人が多いです。

もちろんすべてそれが悪いわけではありません。

 

実際自分も資産運用などのことを勉強するまでは好きなものを好きなだけAmazonで買っていました(笑)

 

そうすると他の職業から比べると多めのお金をもらっているのにも関わらず、全く貯金も資産形成も出来ずに年齢だけ重ねていくということが起こってしまうのです。

 

 

累進課税上不利な位置

一般的な勤務医の年収は平均すると1200万円程度と言われています。

 

これは累進課税制度上、かなり不利な位置になります。

 

例えば所得税は課税所得が

695万円超 900万円以下であれば 23%ですが

900万円超 1,800万円以下 だと33%になります。

 

よく勘違いしている人で

900万円を超えた瞬間に全部の課税所得に対して33%がかかると思っている人がいますがそうではありません。

 

695万円から900万円の部分には23%がかかり

900万円を超えた部分に対して33%がかかると言うことです。

 

なので課税所得が901万円より899万円のほうが手残りが多くなると言うことはありません。

 

稼げば稼ぐほど手残りは多くなるのは確かですが、

稼いだ分に対して手残りする金額は少なくなるので、稼ぐ効率は悪くなります

 

 

配偶者控除も受けられない可能性大

そして結婚した場合、配偶者控除があるのですが、2018年1月からは所得による制限が付きました。

 

所得が900万円(年収ベースだと1120万円)以下なら、満額の控除の対象となります。

しかし900万円を超えると控除が段階的に引き下げられ、所得1000万円(年収ベースだと1220万円)を超えると控除額がゼロになります。

 

勤務医を狙い撃ちしているとしか思えない設定です…(泣)

 

 

まとめ

長々と書いてきましたが、要するに医師、特に勤務医は制度上不利な位置にいます。

 

しかしそれに気づかず勉強せずにマネーリテラシーが低いままだと、これからの世の中では食いっぱぐれる事は無いにしても、ゆとりのある生活ができない可能性はかなり高いです。

 

そうなるとやりたくない辛くてきつい仕事をやり続けなければなりませんし、いつまで経っても経済的自由は得られません。

 

そしてお金に対する知識がないと怪しい投資案件や利益の出ない不動産などに手を出してしまってさらに資産形成から遠のいてしまうのです。

 

なので今のうちにマネーリテラシーを向上させておくことが急務であると私は考えています。

 

その入口としてFPというのは税制や保険、相続、資産運用などいろいろなお金ことを幅広く学ぶことができますし、世の中のお金のことを俯瞰的に見ることができるので非常にいいと思います。

 

FPの勉強をしてもっと早くから勉強しておけばよかったと後悔しています。

 

もしやり直せるなら研修医、いや学生のことからやり直したいぐらいです。

なのでみなさんも思い立ったら吉日ですので、是非挑戦してみてください!!

 

一緒にこれからの時代に備えて頑張っていきましょう!!!

 

 

それではまた何かしらの記事でお会いしましょう!!

 

 

こちらの記事もあわせてどうぞ(^^)

 

 

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