今後は医者があまる!!危機感をもつべし!!

医療

こんにちは。Oden(@DInvBMP)です。

 

今回はちょっとシビアなお話になりますが、医師の皆さんにとっては避けては通れない問題だと思うので、一緒に考えていきましょう。

 

私は若手と中堅の間ぐらいの年次なのですが、若い先生や医学生の方ほど聞いていただきたいです。

 

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医者があまる!?

医師は毎年増えている!!!!

現在医師の数というのは下の表を見ていたければ分かると思いますが、右肩上がりに増えています。

現在全国の医学部の定員は9419人(2019年度)ですので単純に考えると毎年1万人近くの新しい医師が誕生することになります。

 

もちろん毎年医師をやめられる方や亡くなられる方もいますので、1万人ずつ増えるわけではなく、グラフを見ると2年あたり8000人ほど増えているようです。

 

いずれにしても医学部の定員が変わらない限り、この増加率は変わることはありません。

 

厚生労働省:医療従事者の需給に関する検討会より

 

 

人口は減っていく

日本は2018年現在超高齢社会です。

 

【高齢化社会の定義】

65歳以上の人口が、全人口に対して

7%を超えると「高齢化社会」

14%を超えると「高齢社会」

21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれます。

 

グラフ1:日本の人口推計と高齢化率の推移を示したグラフ。2060年には高齢化率は約40%を見込むことを示す

 

5年に一度行っている総務省の国勢調査にて2010年には65歳以上の人口の割合は23%となり超高齢社会となりました。

 

そして平成27年(2015年)には調査が開始した大正9年以降はじめての減少をしてします。

 

平成27年国勢調査結果より

 

下記の本「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」でもあるように

そして合計特殊出生率は2(厳密には2.07のよう)あればなんとか人口維持されるところですが、昨年2017年の合計特殊出生率は1.43となっており、今後は大規模な移民を受け入れたりしな限りさらに人口が減っていくことは確実なのであります。

 

そして厚生労働省がだしている医師の需給推計(2016年3月)では

 

医師の需要推計が中位の推計では2024年頃には医師の需給関係が均衡すると言われています。

そして需要を多く見積もったとして2033年には均衡すると推定されているわけです。

 

2024年ならあと6年

2033年ならあと15年

で医師があまり始めると国が予想しているわけです。

 

 

そして最近は医師の働き方改革や女性医師の働きやすい環境を作るようにと、一人あたりの業務を減らす方向で国が動いています。

そしてそれを受けて2018年4月に発表された需給推計がこちらです。

それでも中位推計では2028年頃には均衡、上位推計では変わらす2033年ごろに均衡すると考えられているわけです。

 

 

 

我々は逃げ切り世代じゃない

もっとも楽観的な推計で2033年に均衡が来たと考えたとしましょう。

もちろん開業医の先生や民間病院の場合ではその限りではありませんが、一般の勤務医の先生方は65歳頃で定年退職することが多いかと思います。

そうするとあと15年で医師の需給に均衡が起きるわけですから現在50歳以下の先生方は関係ない話ではないのです。

さらに需給の均衡は全国で考えてということなので、地域によってはもっと早く医師があまる可能性が十分にあります。

 

そして医師があまるとどうなるかというと、医師の選別が始まります。

 

現在は医師免許さえ持っていればコミュニケーション能力がなくても、適当な治療をしていても、需要があり、普通に勤務していれば1000万円程度の年収は確保されています。

 

ですが、医師が余るようになれば、雇う側が選べるようになるのです。

 

なので患者さんから評判のいい先生や、手術がうまい先生は問題なく選ばれると思いますが、そうでない先生は安値で買い叩かれる可能性もあるのです。

 

なので医師免許があれば少なくとも1000万円の年収が約束されるという時代は終わるのです。

 

選択肢は?

上ではえらそうなことを書いてきましたが、私も医師が飽和してきたときに選ばれる自信はありません。

できるだけ患者さんとは真摯に向き合うように治療しているつもりではありますが、それも自分の判断なのでどう思われているかはわかりません。

 

そして私達「逃げ切れない世代」は医師が余ってくることに備えなければなりません。

 

選択肢としては

 

選ばれるためのスキルを身につける

誰でもできることを普通にできるだけでは選ばれません。

自分しかできない手技を身につけたり、そこまで希少性が高いものじゃなくても、

できる人数が少ないものをいくつか持っていると、グッと希少性が上がります

例えば内科で言えば

 

  • 心臓カテーテル検査ができる
  • 内視鏡検査ができる
  • 透析管理(シャント作成)ができる
  • エコーができる

 

というように通常の診療に加え、手技的なものを持っていると希少性が上がるかもしれません。

 

他の収入の手段を作る

医師からの収入以外の収入手段を作るということです。

医師と並行してできるような例を挙げるなら

  • 不動産投資による家賃収入
  • 株式投資による配当
  • ブログによりアフィリエイト収入
  • 書籍やコンテンツの販売

 

などが挙げられます。

このようにいくつかの収入源を持っていると、医師としての収入が減ったとしてもある程度心にゆとりを持って生きていくことができると思います。

 

稼ぎ切る

あとは需給の均衡が来る前に「稼ぎ切る」

というのも一つの手段です。今のうちにバイトなどを積極的に行い、今後生きるのに必要な額を稼ぎ切るということです。

 

しかし現在は「人生100年時代」などと言われているため、必要な額も推定が難しいですし、今後医療費が縮小され個人負担が多くなったり、自由診療などが入ってきたりすると、いくらあれば安心というものは言いにくいと思います。

何歳かによると思いますが蓄えが1億円あっても十分とは言えないかもしれません。

 

そして稼いだ貯蓄を切り崩しながら生きていくとなると不安やストレスも大きいかと思います。

 

なのでもとでを作りそれをゆっくり投資を行うという方法が良いかもしれません。

 

まとめ

現在の医学部の定員が変わらなければ医師の需給均衡がきて医師があまるのは確実です。

 

そうなった時に「聞いてないよ」では済まされません。

今のうちから自分の置かれている環境下で最適と思われる道を模索して進んで行くしかないのです。

 

先生方の上司に相談したって、上司の先生は逃げ切り世代なので、きっとこの問題は深く考えていません。

 

なので私達世代は自分達で考えていかないといけません。

 

「一緒に考え、一緒に備えましょう!!!!!!」

 

なにか妙案があれば教えてください(^_^;)

 

それではまた!

医療
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